美濃加茂事典
目棚(めだな)
 養蚕の時期になると、特別な飼育の部屋を持たない農家は、家の中に木と竹を組んで目棚を組み立てた。の飼育や蚕が繭をつくる上蔟のときに蚕箔を差し込んだ。ひとつの目棚に10段ほどの棚を造り、空間をより有効に利用した。
【基本図書】『市史 民俗編』p187
【図書資料】】№835『美濃生活絵巻』(上)p22
【民俗資料】№23目棚ザル、№5579目棚
【展示情報】収蔵品展2002~「蚕とまゆ」企画展2014「里山のオカイコサマ‐美濃加茂の養蚕-」