美濃加茂事典
八木麟太郎(やぎりんたろう)
 1946(昭和21)年、徳島県鳴門市に生まれる。1968年、多摩美術大学大学院彫刻科修了。1978年にイタリアへ渡り、1983年にカラーラ美術学校卒業。80年代にはイギリスや西ドイツのギャラリーで個展を開催。また、カラーラやリヨンをはじめイタリア、フランス国内各地で開催される国際的な彫刻シンポジウムに多数、参加している。
 1988年の美濃加茂彫刻シンポジウムに参加し、砂岩、御影石、ステンレスを使った彫刻《始まりの中で》を制作した。時が経つにつれて石が風化していくことも想定された作品。作品は大手町公園に設置されている。
【図書資料】№23310『清流と彫刻の街 第1回・第2回 美濃加茂彫刻シンポジウム MINOKAMO SYMPOSIUM OF SCULPTURE』