美濃加茂事典
濱坂渉(はまさかわたる)
 1951(昭和26)年、東京に生まれる。1976年、京都市立芸術大学院彫刻専攻科修了。1977年にイタリアに渡り、1979年にブレラ国立美術学院彫刻科修了(ミラノ)。作家は西洋的な造形感覚を持ち、国内外で石彫作品を発表している。2020年まで倉敷芸術科学大学芸術学部の教授を務めた。秦野市立図書館、アクトシティ浜松などに大型の石彫作品が設置されている。
 「遊び」をテーマとして作品を公募した1989年の美濃加茂彫刻シンポジウムに参加。御影石を使った彫刻《反映石Ⅱ 北緯35°》を制作した。作品は前平公園に設置されている。
【図書資料】№23310『清流と彫刻の街 第1回・第2回 美濃加茂彫刻シンポジウム MINOKAMO SYMPOSIUM OF SCULPTURE』