美濃加茂事典
アオスジアゲハ(あおすじあげは)
 黒地に浅黄色の帯状のもようのあるアゲハチョウの仲間。成虫は5月のゴールデンウイークの頃から見ることができる。午前中は花の蜜を吸いに地上まで降りてくるが、午後になると高い場所を飛ぶ。幼虫はクスノキやタブノキなどクスノキ科の植物を食草とする。もともとは照葉樹の林が生息地であるが、寺や神社の境内、街路樹や公園などクスノキの植栽が増えたことにより街なかでも見ることができる。みのかも文化の森のシロツメクサやタンポポの生えている芝生広場の周辺、前平公園などでも見られることがある。
【図書資料】№27134『守りたい加茂の豊かな自然』p128
【動物図鑑】№3