美濃加茂事典
チヂミザサ(ちぢみざさ)
 別名コチヂミザサあるいはケチヂミザサともいう。ササの葉に似た形をしており、葉のふちが縮れていることからこの名がついている。道ばたや林の中に生える。小さな穂には硬い毛が生えていて、この毛は熟すとねばねばの液が出る。この液が動物の毛や人の服につき種子が移動する「ひっつきむし」の一種。みのかも文化の森の林の中にも多く繁茂する。
【図書資料】№27134『守りたい加茂の豊かな自然』
【植物図鑑】№947(コチヂミザサ)