美濃加茂事典
キツネ(きつね)
 坂井範一は、1951(昭和26)年頃から、セルロイドや、木、紙、テグスなどを用いてキツネをかたどった作品をいくつも手がけている。「狐はだましたり、ばかされたりするものでいやがる人もあるかも知れないが、そんな人のいやがるものに、吉という名をつけ、よしめでたし、エンギのよいことなど・・・」〔坂井範一『随想』p.230参照〕など、狐に対して坂井は独特の関心を持っていた。
【図書資料】№903『随想』、№7157『ものと人間の文化史 39 狐 陰陽五行と稲荷信仰』、№19243『すきなものをすきなように 坂井範一展』
【歴史資料】№9734「谷神と狐」(大人の童話)
【美術工芸作品】№571《キツネ》 、№573《キツネ》