美濃加茂事典
クド(竈)(くど)
 土やコンクリートなどで築き、その上に鍋・釜などをかけ、その下で火を焚き煮炊きするようにした設備のことをクドという。母屋のオカッテやシタダイドコロとよばれる空間に設置されていた。土製で黒光りするものが代表的であったが、戦後、レンガを組み周囲をタイルで張ったクド(改良かまど)が登場した。
【基本図書】『市史/民俗編』p53
【図書資料】№835『美濃生活絵巻』(上)p21
【民俗資料】№4197
【データベース】「昔のくらしの道具」住む クド