美濃加茂事典
明応寺(みょうおうじ)
美濃加茂市加茂野町にある浄土真宗本願寺派の寺院。山号は紫金山。本尊は阿弥陀如来で、開山を佐々木大弐とする。もとは天台宗の古刹だった。建保年間(1213-1219)に改修したものと思われ、その後、久しく荒廃していたが、永正年間(1504-1521)、三河の佐々木大弐が来て復興した。親鸞の坐像と絵像を祀り、寺宝として親鸞聖伝絵4幅(元禄15年)が伝わる。
【基本図書】『市史/民俗編』p405
【歴史写真】№199「明応寺農繁保育園」