みのかも文化の森
「逍遙こみち」おさんぽマップ
逍遙 しょうよう
とは?
気ままにあちこち歩き回ること。
そぞろ歩き。散歩。
美濃加茂市出身の偉大な劇作家で教育者でもあった坪内逍遙の筆名にもこの言葉が使われています。
「逍遙こみち」には、3つのルートがあります。
ルートはあくまで目安です。散歩道を自由に逍遙してください。

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1
ツブラジイ(北の森)
春、綿帽子をかぶったようなクリーム色の花が咲きます。この木は根元から数本の幹が出ています。
2
太郎洞池(たろうぼらいけ)の野鳥
太郎洞池には四季を通して多くの野鳥が飛来します。冬にはマガモなど20種以上が確認できます。(写真はカルガモ)
3
大きなコナラ
落葉樹でやや細長いドングリを付けます。暮らしになじみが深く、薪やシイタケ栽培にも使われます。
4
ホオノキ
葉は「ホオバ」と呼ばれ、丈夫で香りもよく殺菌効果もあるため、この地方では朴葉寿司に使われます。
5
ツブラジイ(南駐車場)
このあたりを分布の北限とする常緑樹です。果実が丸いことから、ツブラ(円ら)の名が付きました。
6
ヤマザクラ(西の森)
西の森の中にひっそりとそびえるヤマザクラの巨樹です。淡い紅色の花は葉と同時に開きます。
7
桑の木
自生するクワ(桑)の木は養蚕が盛んだった頃のシンボルともいえます。黒紫色をした実を付けます。
8
ヒノキの切り株
1959年の伊勢湾台風で倒れたとされるヒノキの切り株。かつてのヒノキの森を想像させるものです。
9
本物の古代住居址
古墳時代後期(今から1400年前頃)の竪穴式住居。発掘調査後、保存処理し公開しています。
10
太郎洞池(たろうぼらいけ)
幕末、福田太郎八の力によって約四倍の面積に大きく改修された溜池・太郎洞池です。
11
水神社
太郎洞池の水に対する崇敬と感謝の気持ちで地域の人々が建てたとされる水神様です。
12
林奨(はやしすすむ)顕彰碑
大正から昭和の初めにかけて太田町長などをつとめた林奨(はやしすすむ)をたたえる記念碑です。
13
ヤリガンナが出土した塚
発掘調査で、大工道具としての古代のヤリガンナが発見された塚です。全国で最古の出土例です。
14
加茂神社社標(しゃひょう)
加茂神社境内の入り口に立つ社標で、銘文から昭和3(1928)年に建設されたことがわかります。
15
加茂神社
平安時代後期の武将・源義家が、今から約900年前に建てさせたと伝えられています。
16
加茂神社祭礼御旅所(おたびしょ)
加茂神社の祭礼の時、神輿が置かれ神事として獅子舞が奉納される場所です。
17
水辺の風景(作品1)佐光庸行
硬くて重い石を、柔らかく現代的で軽やかな形に削り出し、自在な水のイメージを表現しています。
18
水のシェルターSHIBA HOUSE篠原猛史
壁のないシェルターには自由に出入りできます。雨の日は壁のラインに水滴が落ちる仕組みです。
19
重力質Floating Rain’96曽我孝司
巨大な直方体を支える柱はやじろべいの原理で浮いています。押して、動く様子を見てみましょう。
20
にしみまど小島久弥
覗き窓から池と木々と空を見る環境彫刻。真西を向いて立ち、春分・秋分の日は落日を眺められます。
21
とらわれし人々の想い零駒無蔵
金属の縄で縛られた人々。見えない力に引かれる人間の運命、逃れられない宿命を表現しています。
22
森と水との関係原一史
板状の形は森の西側の太郎洞池を模しており、重ねることで水の深さや量、波紋を表現しています。
23
(まい)の所作(しょさ)林武史
幾つもの柱状の石で構成した彫刻。うねり突き出る石の躍動感が「舞」を想像させます。
24
水辺の風景(作品2)佐光康行
作品1と同じ時期に作った連作の一つ。丸石は川の石を、波打つ白い石は水面のようです。
25
眞板雅文
巨大な石が水盤をまとう姿は山と雲海にも似て、水の循環、悠久の自然、宇宙を想起させます。