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篠原猛史 Biotope Shelter ビオトープの場 展

篠原猛史 Biotope Shelter ビオトープの場 展 CONVERTEERBAARHEID VAN PLAATS EN KWANTITEIT:-05 2006年 篠原猛史 Biotope Shelter ビオトープの場 展 CONVERTEERBAARHEID VAN PLAATS EN KWANTITEIT:-24 2006年 篠原猛史 Biotope Shelter ビオトープの場 展 De waarde van een plaats  2004年 GALERIE ANDO

篠原猛史 Biotope Shelter ビオトープの場 展  美濃加茂市民ミュージアムでは、「芸術と自然」をテーマとして、開館以来ワークショップや公開制作、展覧会の開催などを通じて市民と作家が交流する場を提供してまいりました。 このたびは、自然との関わりの中で表現を模索するアーティスト・篠原猛史(1951〜)を紹介いたします。  1970年代にドローイング・パフォーマンスでデビューした篠原猛史は1982年、バンクーバーで環境彫刻について学びました。 以来、自然や環境をテーマとした版画やドローイング、立体作品に至るまで、多彩な創作活動を国内外で展開しています。 水の動き、微かな風の音、物体に宿る光と影、エネルギーの循環など地球上のあらゆる営みを提示するその表現は、観る者に研ぎ澄まされた感覚を呼び起こします。
 この展覧会は、多様な意味を含み持つ「ビオトープ」という概念をテーマとしています。 人間を含むすべての生き物が互いのバランスを守りながら安定して生息できる空間を示す「ビオトープ」をテーマとすることで、自然に対峙するのではない人間の在り方を見つめる「場」となれば、という作家の願いが込められています。
 9月中、作家は文化の森のアトリエに滞在し、公開制作に取り組みます。ひのきの林の中、ボランティアや一般の参加者とともにシェルターを建てます。 また、展覧会初日の夜にパフォーマンスを行うほか、自然の中で拾い集めたものを投げ、空にドローイングするワークショップを開催いたします。
 目の前に現されたものにすべての感覚を委ねる、心地よい時間と空間をお楽しみいただけることと思います。この展覧会が自然の内に営む人の在り方や、すべてとともに生きてゆく意味を思いやるきっかけとなれば幸いです。
会期 2006年9月16日(土曜日)〜10月22日(日曜日) 9時00分〜17時00分
但し、9月16日(土曜日)のみパフォーマンス終了時刻まで開館します。
会期中の休館日 9月4日,11日,19日,25日,26日,10月2日,10日,16日
会場 企画展示室・美術工芸展示室
観覧料 無料

関連講座
●篠原猛史 公開制作
日時 9月3日(日曜日)〜9月24日(日曜日)
会場 ひのき広場
内容 森の中に木や竹、土を用いてシェルターを制作します。期間中、制作には子どもから一般の方までどなたでも参加できます。(随時制作。雨天の日、休館日を除く)

●篠原猛史 パフォーマンス「Bless:Minokamo」
日時 9月16日(土曜日)19時00分〜
会場 芝生広場・エントランスホール
観覧料 無料
内容 展覧会初日の夜、ドローイングのパフォーマンスを行います。
月の光のもとで制作に向かう作家の息づかいを感じながら、 新たに生み出される表現の世界をお楽しみください。
*篠原氏のパフォーマンスを始める前にオープニングイベントとして、 東京二期会会員のテノール歌手・永見隆幸氏によるミニコンサートを開催します。 (19時00分より)
出演者 河野恭子/ピアノ、崎山弥生/ヴァイオリン、伊藤玉木/コントラバス、 豊田かおり/ヴォーカル、柘植万梨恵/ヴォーカル、桜井ゆう子/MC

●アートな1日講座 「リーフ・ドローイング」
日時 9月24日(日曜日)13時00分〜16時00分(小雨決行)
会場 芝生広場
観覧料 無料
持ち物 バケツ
内容 文化の森の中を散策して拾い集めた木の葉などを空中に投げ上げ、空にドローイングをします。

●アーティスト・トーク「循環と波動」
日時 10月22日(日曜日)13時30分〜14時30分
会場 企画展示室・美術工芸展示室
参加料 無料
内容 作家が作品について、自らの制作活動について語ります。

       公開製作の様子はこちらから!
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