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新収蔵品展−大北利根子−

 鑑賞者を幻想的な空間へ誘うインスタレーションを手がける造形作家・大北利根子(1950-)。このたび作家のご好意により美濃加茂市民ミュージアムに新たに作品が寄贈されました。
 大北利根子氏と美濃加茂市の交流は、1995年度の美濃加茂彫刻シンポジウムをきっかけに始まりました。文化の森での公開制作や造形教室の開催を通じて、市民と作家が交流することをひとつの目的としたシンポジウムの中で、大北氏は「離れた円盤−2」を制作しています。後に美濃加茂市東図書館に設置されたこの彫刻は、今もここを訪れる市民に親しまれ続けています。
 更に2001年には、大北氏は美濃加茂市民ミュージアムにてワークショップを開催するとともに、再び公開制作に取り組んでいます。今回展覧した収蔵品の多くは、この時に行いました大北利根子展にも出品されたものです。
 生命体の皮膚を連想させるような質感の球体、そして素材の重さから解き放たれたような円盤は、いずれも大北氏が創り続けている形体です。これらは大北氏の作家としての歩みをたどる上で重要な作品といえるでしょう。不思議な空間の広がりを感じさせる大北利根子の世界をお楽しみいただければ幸いです。
会期 平成18年4月1日(土曜日)〜6月4日(日曜日)
会期中の休館日 4月3日(月曜日)、4月10日(月曜日)、4月17日(月曜日)、4月24日(月曜日)、4月25日(火曜日)、5月1日(月曜日)、5月8日(月曜日)、5月15日(月曜日)、5月 22日(月曜日)、5月23日(火曜日)、5月29日(月曜日)
会場 みのかも文化の森
観覧料 無料

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