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TOP >展覧会 平成19年度(2007)展覧会>岐阜縣二人展−松本竣介・麻生三郎

岐阜縣二人展−松本竣介・麻生三郎


麻生三郎/子供(一子)
  麻生三郎 子供(一子)1947年
    個人蔵(写真提供:大川美術館)
松本竣介/ニコライ堂
  松本竣介 ニコライ堂 1941年
    愛知県美術館蔵

会期 2008年2月2日(土曜日)〜2008年3月16日(日曜日)
会期中の休館日 2月4日(月曜日)、12日(火曜日)、18日(月曜日)、25日(月曜日)、26日(火曜日)
3月3日(月曜日)、10日(月曜日)
会場 企画展示室
観覧料 一般 300円(150円)、高校生以下無料
( )はかるちすとくらぶ会員料金及び20名以上の団体料金
主催 美濃加茂市民ミュージアム
企画概要  1947年、戦後まもない混乱の時代に可児郡広見町(現・可児市広見)で松本竣介(1912-1948年)、麻生三郎(1913-2000年)、舟越保武の作品が展覧されました。この地域が亜炭の採掘により経済的な繁栄をみせた時代、この展覧会は当時伏見にあった亜炭労働組合に関係していた人々の手によって実現したと伝えられています。富める人々で活気にみちていた岐阜県の山村に、当時の日本を代表する前衛的な芸術家を招来し、展覧会を開催しようとする先鋭的な気運があったことは注目に値します。
 美濃加茂市民ミュージアムでは「この地ゆかりの作家たち」というテーマのもとに美術作品を展覧してきました。本展はこの昭和22年の展覧会をきっかけとしてこの地域の様子の紹介をふまえつつ、このときに展覧された作品を含めた作家達の1940年代の作品を中心に展示いたします。
どこかぬくもりの残る街景や人物像を多く手がけ、二人展の翌年にこの世を去った松本竣介、ほの暗い闇の中から浮かび上がる内省的な人物像を描いた麻生三郎。この時代に作家たちが模索したそれぞれの表現を見つめるきっかけとなれば幸いです。

関連企画
●ミュージアムフォーラム
「松本竣介−戦時下の画家」
内容 戦中から戦後の画壇で活躍した松本竣介。当時の様々な作品を紹介しながらその画業についてお話いただきます。
日時 2008年2月9日(土曜日)14時00分〜15時30分(当日受付30分前から)
参加料 無料
講師 浅野徹(名古屋芸術大学美術学部教授)
会場 みのかも文化の森 研修室(定員42名)

●ミュージアムトーク
「作品鑑賞会」
内容 当館学芸員が展示室をご案内いたします。
日時 2008年2月3日(日曜日)、3月1日(土曜日)
【1回目】11時00分〜12時00分  【2回目】14時00分〜15時00分
会場 企画展示室(企画展観覧料が必要です)

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