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収蔵品展 大矢峻嶺


 加茂郡伊深村(現美濃加茂市伊深町)出身の日本画家・大矢峻嶺(おおやしゅんれい)は、大正から昭和にかけて京都、岐阜を拠点として制作活動を展開した日本画家です。京都画壇の中心的存在であった画家・竹内栖鳳の内弟子として修行を積んだ峻嶺は、帝展への出品、画会の開催や全国各地の寺院や個人宅への揮毫などを重ね、精緻な写実に基づく風景や花鳥風月を穏やかに描きつづけました。
 美濃加茂市民ミュージアムではこうした峻嶺の画業を紹介するものとして平成18年度に「花をみる、鳥を描く 大矢峻嶺展」を開催しました。展覧会に向けた調査の中で開会の間際になって新しい資料を確認することや、開会した後になってから新しい情報を得ることも決して少なくありません。平成18年度の大矢峻嶺展の前後には、遺族の方々からアルバムや書簡類の寄贈を受けています。
 そこで本展では、当館の所蔵作品とあわせて、平成18年度の大矢峻嶺展を契機に新たに収蔵した様々な資料を紹介します。そして、これらの資料と作品を擦り合せることによって分かってきたことなどについても併せて紹介します。
 大矢峻嶺が生きた足跡を様々に感じていただければ幸いです。

四季花鳥図 四季花鳥図 四季花鳥図 四季花鳥図
四季花鳥図

会期 2009(平成21)年3月7日(土曜日)〜4月26日(日曜日)
休館日 3月9日、16日、23日、24日、30日、4月6日、13日、20日
時間 9時00分〜17時00分
会場 美濃加茂市民ミュージアム 美術工芸展示室
観覧料 無料

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