子どもたちの手紙からみる、戦争と暮らし 展
 昭和10年代に伊深町から出征した人、その家族や関係者からの手紙類を受けた、伊深親子文庫のみなさんは、昭和54(1979)年の『慰問文集』以来、『戦争の記録』として長年にわたり、綴ってきました。
 この『慰問文集』を読むと、当時の子どもたちが「兵たいさん」ばかりでなく、出征した「オトウサン」や「ヲヂサン(地元のおじさん?)」のことを具体的に思いながら、身近な風景(作物や農作業、飼育する牛馬、学校生活など)にもふれつつ、記述していることがわかります。
 手紙が送られて約80年を迎える今、当時の子どもたちによるものに注目することで、「日常」や思いをみつめます。
「慰問文」:戦場の兵士を慰労するため、国内に暮らす人々が現地に送った手紙のこと。
子どもたちの手紙からみる、戦争と暮らし 展
2020年(令和2年)7月18日(土曜日)~8月30日(日曜日)
月曜日(ただし祝日の場合は開館し、直後の平日休館)7/20、7/27、8/3、8/11、8/17、8/24
午前9時~午後5時
無料
企画展示室・美術工芸展示室 企画展示室
美濃加茂市民ミュージアム 
NPO法人 記録と表現とメディアのための組織 remo 
関連イベント ●ミュージアムトーク
2020年(令和2年)7月19日(日曜日)、7月22日(水曜日)
午前11時~12時、午後1時30分~2時30分
当館学芸員ほか
会/
企画展示室
無料
当日受付
関連イベント ●ミュージアムフォーラム
なぞるとずれる Trace and Slip 『慰問文集』再々発行プロジェクト
https://aha.ne.jp/project/nazoru-to-zureru/
伊深村(現美濃加茂市伊深町)の子どもたちが昭和14年に送った慰問文集を再々発行するプロジェクトが進んでいます。制作への思い、それに伴う調査からみえてきた当時の暮らしの姿についてもお話しいただきます。
2020年(令和2年)8月22日(土曜日)
午後1時30分~3時
NPO法人 記録と表現とメディアのための組織 remo
緑のホール
30名
小学生以上
当日受付(開始30分前から先着順)