サイトマップ

TOP >展覧会 平成21年度(2009)展覧会 >冬の収蔵品展

冬の収蔵品展


冬の収蔵品展ポスター

 美濃加茂市民ミュージアムでは、開館以来、「地域ゆかりの作家たち」「芸術と自然」というテーマのもとに、様々な作家たちの作品を収集し、展覧してきました。このたびは平成21年度、冬の収蔵品展といたしまして美濃加茂市ゆかりの美術家たちの作品を紹介いたします。

 日本画からは精緻な写生に基づく花鳥風月で親しまれる伊深出身の大矢峻嶺 (1892年−1967年)、「貞實」の名で独立展を中心に洋画においても活躍しながら水墨画の世界でも広く知られる下米田出身の山田玉雲(1915年−2000年)、飛騨高山の町並みや風景を描き続けた古井出身の渡辺浩(1916年−1992年)、従来の日本画の枠にとらわれない自由なモチーフを大胆な構図、鮮やかな色彩で表現する宮本脩子(1948年−)の作品を展覧いたします。

 洋画からは、独自のタッチで歴史と風土の中に生きる人間への思いをテーマに制作続ける蜂屋出身の小川博史(1913年−)、そして山田貞實を紹介します。

 版画からは、シルクスクリーンや木版など様々な手法を併用しながら空間と次元を表現する舩坂芳助(1939年−)、シナベニヤを幾枚も使用し、色面木版画で宇宙空間を連想させる神秘的な空間をつくりだす加茂野在住の堀江良一(1943年−)の作品を展示いたします。

 更に工芸の中からは、陶に向き合い、力強く歯切れのあるフォルムを生み出す小林文一(1926年−)、書からは清明な感性をうかがわせる優美さで高く評価される古井出身の座馬井邨(1916年−)の作品を展覧いたします。

 この展覧会を市制55周年の記念事業とし、これまでに作家の皆様方からご寄贈いただきました作品の数々を、より多くの市民の方々にご覧頂ければ幸いです。

会期 2009年12月12日(土曜日)〜2010年1月21日(木曜日)
休館日 12月14日(月曜日)、21日(月曜日)、22日(火曜日)、12月28日(月曜日)〜2010年1月4日(月曜日)、1月12日(火曜日)、18日(月曜日)
時間 9時00分〜17時00分
会場 美濃加茂市民ミュージアム 美術工芸展示室
入場料 無料

トップ