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なつやすみ歴史探検−考古学にふれる−展



なつやすみ歴史探検−考古学にふれる−展 表面 なつやすみ歴史探検−考古学にふれる−展 裏面






縄文土器(神明遺跡/美濃加茂市牧野) 石器をつくる・つかう
縄文土器(神明遺跡/美濃加茂市牧野) 石器をつくる・つかう
 
竪穴住居・土器さがし
竪穴住居・土器さがし






 わたしたちの足元の地面には、過去の人々の営みが遺跡として残されています。それらを発掘調査などによって読み解き、過去を復元するためには、「考古学」が大きな役割を果たしてきました。

 そのような「現場」では、大学などをはじめとする調査・研究機関によって、日々、研究や発掘調査が進められており、後世に伝えるべき文化財の保存のため、また、歴史的な事実の解明に向けた努力が続けられています。その一方で、遺跡として知られるようになった場所の発見や貴重な採集品の保管などについては、地域の熱意ある方々の尽力が大きかったことも見逃すことはできません。
 また今日においては、それらの成果が歴史や人類学的な研究につながるばかりでなく、遺構や遺物に対する自然科学的なアプローチ、出土品の活用、まちづくりや地域の求心的な存在として遺跡を活かす、世界遺産への登録に向けた動き、音楽や現代美術など多方面に広がりを見せており、多くの人々が関わっていることが知られています。

 今回の展覧会では、考古学者をはじめとする様々な人々が、各方面で、日々、力を注ぎ、「過去」と「現代」をつなげようと努力してきた姿や思い、その成果に「ふれられる」ように、わかりやすく紹介します。また会場では、出土品などに「ふれたり」できる体験コーナーを設けたり、子どもたちにも考古学を身近に感じ、楽しく「ふれられる」ような研究の方法なども紹介します。


会期 平成21年7月18日(土曜日)〜平成21年9月6日(日曜日)
休館日 7/21(火曜日)、7/27(月曜日)、7/28(火曜日)、8/3(月曜日)、8/10(月曜日)、8/17(月曜日)、8/24(月曜日)、8/25(火曜日)、8/31(月曜日)
時間 9時00分〜17時00分
会場 みのかも文化の森 美濃加茂市民ミュージアム 企画展示室
入場料 一般 200円(100円)、高校生以下 無料
*( )は、20名以上の団体、かるちすとくらぶ会員

関連事業
名称 ミュージアムフォーラム 「岐阜県の考古学研究‐昭和30〜40年代の可茂地域を中心に‐」
開催日 8月29日(土曜日) 
時間 13時30分〜15時30分
会場 みのかも文化の森 研修室
講師 吉田英敏 氏(日本考古学協会会員)
参加料 無料 *当日開始時刻30分前より受付
定員 42名

その他の関連事業
名称 ミュージアムイベント1 
「なりきり弥生人!“古代米づくり”刈入れの準備―石のナイフづくり―」
開催日 8月2日(日曜日)
時間 13時30分〜16時00分
内容 石を「割って」、「切れる」道具(石器)や石包丁をつくります。それを使って、稲刈りにも参加できます。(10月3日開催予定)
会場 みのかも文化の森 工芸室
参加料 100円 *7月24日(金曜日)までに、はがき、ご来館による申し込み。
定員 15名
持ち物  

名称 ミュージアムイベント2 
「大昔マーク バッグづくり」
開催日 8月5日(水曜日)
時間 13時30分〜16時00分
内容 大昔のデザイン・模様をヒントにして、スタンプにします。そして、オリジナルエコバックをつくります。
会場 みのかも文化の森 エントランスホール
参加料 300円 *当日開始時刻30分前より受付

名称 ミュージアムトーク
開催日 7月18日(土曜日)、8月12日 (水曜日) 
時間 両日共に14時00分〜15時00分
内容 当館学芸員が展示解説を行います。企画展観覧料が必要です。

<展示資料>
<旧石器〜縄文時代>
海老山遺跡関連資料ほか(加茂郡富加町):南山大学人類学博物館 蔵
<縄文〜弥生時代>
林魁一 翁によって発見された遺物類:個人蔵・館蔵
<古墳時代>
南大塚古墳出土須恵器ほか(垂井町):名古屋大学考古学研究室 蔵
<中世>
上県2号窯出土山茶碗ほか(中津川市):愛知学院大学 保管
地域住民や子どもたちによって発見された遺物類や研究(美濃加茂市内):個人・館蔵
 など

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