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「川のほとりで―木曽川流域の考古と歴史から―」展


木曽川【美濃加茂市周辺】(齊藤基生氏 撮影) 木曽川【木曽郡上松町周辺】
木曽川【美濃加茂市周辺】(齊藤基生氏 撮影) 木曽川【木曽郡上松町周辺】
   
縄文土器(神明遺跡)【美濃加茂市】 美濃国刻印須恵器【美濃加茂市】
縄文土器(神明遺跡)【美濃加茂市】 美濃国刻印須恵器【美濃加茂市】


趣旨
 この地域の人々にとって、木曽川との関わりは、自然の恵みを受けるばかりでなく、モノやヒト、情報の交流をさかんにするなど、それぞれの地域の社会や文化の形成に大きな影響があったといえます。各時代における木曽川を中心とした川と人との営みを探りながら、川とのつきあい方を考えてみます。  展覧会では、木曽川上〜中流域を中心に旧石器、縄文、弥生時代〜中世にかけて、発掘調査によってわかってきた遺跡や、現在も残る古墳などを通じて、川と人々のくらしや関わり方を探ります。また、近世〜近代における木曾川の渡船をテーマに「太田の渡し」の歴史や文学などを紹介します。


会期 2010年7月17日(土曜日)〜9月5日(日曜日)
休館日 7月20日(火曜日)、7月26日(月曜日)、7月27日(火曜日)、
8月2日(月曜日)、8月9日(月曜日)、8月16日(月曜日)、8月23日(月曜日)、8月24日(火曜日)、8月30日(月曜日)
時間 9時〜17時
観覧料 一般200円(100円) 高校生以下無料
( )は20名以上の団体料金。かるちすとくらぶ会員は無料。
会場 美濃加茂市民ミュージアム 企画展示室、美術工芸展示室


関連事業
名称 1 ミュージアムフォーラム(講演会)
ところ 緑のホール
とき 8月8日(日曜日)
13時30分〜15時30分
講師 赤塚次郎氏【(公益)愛知県教育・スポーツ振興財団 愛知県埋蔵文化財センター】
内容 木曽川をはじめとする川と人々の関わり方や歴史などについて、この地域の考古学成果を中心にお話して いただきます。
参加料 無料
定員 120名
申し込み方法 当日開始時刻30分前より受付

名称 2 川と古墳 見学講座
ところ 可児市ほか
とき 8月21日(土曜日)
13時30分〜16時30分
内容 現在に残る1,400年ほど前につくられた古墳や古代人の暮らした場所をバスでめぐります。
参加料 200円
定員 30名
申し込み方法 はがき・ご来館による事前申し込み(7月1日〜8月8日)

名称 3 つくってみよう 体験講座
ところ 陶芸室
とき 7月25日(日曜日)
13時00分−13時20分 (展示解説)
13時20分〜16時00分(製作)
内容 弥生時代の人々が稲刈りに使った「石包丁」をつくります。10月3日(予定)に開催される稲刈りでは、それを 使って参加できます。
参加料 100円
定員 10名
申し込み方法 はがき・ご来館による事前申し込み(7月1日〜7月18日)

名称 4 川を味わう料理 【特別講座】
ところ まゆの家
とき 8月1日(日曜日)
10時00分〜14時00分
内容 人々は川とともに生活し、川からのさまざまな恩恵を受けてきました。今回、木曽川で獲れた幸を料理し、味わいます。
参加料 600円
定員 20名
申し込み方法 はがき・ご来館による事前申し込み(7月4日〜7月18日)

名称 5 木曽川湊めぐり「ぐるりんバス」
ところ 木曽川中流域
とき 8月29日(日曜日)
9時30分〜15時30分
内容 木曽川中流域の川湊をバスでめぐり、往時をしのびます。歌川広重が描いたことでも知られる「太田の渡し場」(美濃加茂市)や最上流に位置する黒瀬湊(八百津町)など。
参加料 500円
定員 30名
申し込み方法 はがき・ご来館による事前申し込み(7月17日〜8月8日)
持ち物 弁当持参

名称 6 ふらっとみゅーじあむ 「さわってみよう 縄文土器」
ところ エントランスホール(企画展示室入口付近)
とき 会期中(2010年7月17日(土曜日)〜9月5日(日曜日))
内容 遺跡から出土した縄文土器などのホンモノを自由にふれてみます。古代人がつくり、毎日の生活で使っていたものを、じっくりと目でみて、手ざわりや重さなどを感じてみます。
参加料 無料
定員 なし
申し込み方法 当日受付

名称 7 ミュージアムトーク(展示解説)
ところ 企画展示室・美術工芸展示室
とき 7月18日(日曜日)・8月7日(土曜日)
1 11時00分〜
2 14時00分〜
内容 当館学芸員が展示解説をします。
参加料 企画展観覧料が必要です。
*当日の企画展入場券でも再入場できます。


展示内容
考古
川のほとり 縄文時代/落合五郎遺跡(中津川市)、炉畑遺跡(各務原市)、宮之脇遺跡(可児市)など
川の対岸

古墳時代/東之宮古墳(犬山市)、上田遺跡(各務原市)など

川の恵み

漁具:牧野小山遺跡(美濃加茂市)など

つなぐ川

古代/製塩土器:今遺跡(美濃加茂市)、宮之脇遺跡(可児市)など


歴史
街道と渡船

近世/「太田渡船頭屋敷安堵状」(個人蔵)など

尾張藩の支配

近世/「木曾川丈絵図」(複製)(名古屋大学所蔵)など

維新後の渡船 近代/「木曽川新渡し関係文書」(館蔵)など



*本展覧会は、“木曽川にとっぷり。”事業の一環です。

 わたしたちの郷土の川−木曽川は、長野県、岐阜県、愛知県、三重県の4県を流れる広大な河川で、その流域ごとに多様な文化が育まれてきました。木曽川流域連携企画「木曽川〜悠久の流れとその文化」は、4県にわたる流域市町村が協力し、木曽川が育んだ自然・歴史・文化を通して我がふるさとを流れる木曽川をもう一度見直し、これからの川や自然とのかかわり方を探していこうとするものです。

 くわしくは、http://www.forest.minokamo.gifu.jp/kisogawa/index.htmlまで。


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