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中山尚子展 2002-2011


 
中山尚子「安らかな夜に抱かれて」2011年
中山尚子「安らかな夜に抱かれて」2011年


会期2011年12月10日(土曜日)〜2012年1月29日(日曜日)
時間午前9時〜午後5時
会期中の休館日 月曜日・第4火曜日
(年末年始12月26日〜1月4日まで休館、1月9日開館、1月10日休館)
会場美濃加茂市民ミュージアム 美術工芸展示室
入場料無料
主催美濃加茂市民ミュージアム
内容  中山尚子(1954年〜)は岐阜県瑞浪市を拠点として活躍するイラストレーターです。 ミステリー小説の装画やパッケージデザインなどを手がけ、私たちは様々なところで そのイラストを見ることができます。建物や自然の景色が自在に組み合わされた空間、 浮遊する女性や佇む人々、中山尚子が描く現実と空想が溶け合う世界は、観る者にそ の後の展開を予感させ、想像力をかきたてます。
 岐阜県恵那市に生まれた作家は、1975年に日本デザイナー芸術学院グラフィックデ ザイン科を卒業しました。ロン・デザインスタジオでの経験を経て、1980年にイラスト レーターとして独立、98年には岐阜県芸術文化活動等特別奨励賞を受賞します。日本 グラフィックデザイナー協会、東京イラストレーターズソサエティー等に所属し、瑞 浪、名古屋、東京などで多くの個展を開催してきました。また、東濃地域で絵画・音 楽・演劇に取り組むクリエイターで結成されたトライ・アーツ・クラブの中心的な存 在としても活躍しています。
 この展覧会では、作家の2002年からの10年間に制作された原画や絵を展示します。 美濃加茂市民ミュージアムの所蔵品を含む「薫風」シリーズをはじめ、人の生命に思 いを凝らした「満潮」や箱から生まれる様々なイメージを風景とした「私の箱」の連 作などを紹介します。また、日本のうたを題材にした最新作「ココロノフルサト」を 展覧いたします。
 また12月25日までは、大手菓子メーカーのクリスマス商品に展開しているイラスト の原画を初公開します。更に、近年作家が取り組んでいる、絵と語りと演奏による舞 台公演のために描いたイラスト集「兵士の笛」(展示は年明けから)、「よだかの星」 を併せてご覧いただけます。展覧会初日には、この「兵士の笛」を緑のホールで上演 します。
 幻想的な絵画から、心くすぐる可愛いイラストまで、今後の活動が期待される中山 尚子の全貌に迫る展示をお楽しみください。
関連企画
名称森のコンサート
絵と語りと音楽でつづる「兵士の笛」
日時2011年12月10日(土曜日) 午後2時〜3時30分(開場 午後1時30分)
会場みのかも文化の森 緑のホール
入場料無料
定員120名
内容 モーツァルト「魔笛」をベースにしたオリジナルな物語です。中山尚子が描いた幻想的な絵がスクリーンに映し出されます。加藤純子が物語をつづり、アンサンブル・ジョカーレが熟練のハーモニーを奏でます。

<出演者>
絵 /中山尚子 
語り/加藤純子 
演奏/アンサンブル・ジョカーレ
フルート 安藤よしの 
ホルン 吉積光二
ピアノ 野田淳子


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