
朗読と「声のドラマ」
朗読「声のドラマ」の会とは
朗読「声のドラマ」の会とは
近代日本文学の先駆者・坪内逍遙は美濃加茂が生誕地です。 美濃加茂市では1994年度から坪内逍遙大賞を設け、 逍遙の精神を引き継ぎ演劇界で大きな貢献のあった人に賞をおくっています。 逍遙は「朗読」を一つの芸術として確立したことでも知られていますが、 第3回の受賞者に加藤道子さんが選ばれ、 これをきっかけにして朗読を学ぼうとする人たち、関心をもつ人たちが増えてきました。 1999年にみのかも「声のドラマ」の会が発足、美しい日本語を知り、それを表現し人に伝えることを学び、活動しています。
「声のドラマ」の会発足に先駆けて、1997年に当時の放送表現教育センター(東京・世田谷区)の山内雅人氏を講師に迎え朗読講座を開始しました。その後講座は戸村美智子講師、岡摂子講師に引き継がれ今に至っています。
朗読を学ぶにつれ日本語の持つ響きの美しさを再確認するとともに朗読が自己を表現する創造的なものであることに気がつきました。「正しい日本語」「美しい日本語」を学び、朗読を通して地域の文化の発展につながっていくことを目指しています。
今では活動の輪も広がり、地域の人達や小中学生に朗読を聞いてもらう機会も多くなり、市民の朗読に対する意識が高まっていることを実感しています。

現在行っている主な活動
●その他
・授業の一環(国語)として文化の森に訪れる小学生に対して、朗読および朗読指導を行っています。
・市内外の小・中学校に出向き、朗読や朗読指導をしています。
・ラジオFMららにて、毎週金曜日午前8時55分より美濃加茂市にゆかりのある人の作品を朗読しています。