けふ 野辺をあるきて -佐野一彦の「伊深日記」-展(最終日)
- 予定日
- 2014年2月2日(日)
- 予定時間
- 09時00分 〜 17時00分
- 場所
- 企画展示室
- 内容
- 佐野一彦(1903?1997)は東京に生まれ、学生時代に哲学や文化史を学び、ドイツ留学後、神戸の大学で教鞭をとっていました。1945年(昭和20年)4月、戦争が激しくなると、家族とともに加茂郡伊深村(現・美濃加茂市伊深町)に疎開、やがて定住します。民俗学も研究していた佐野は、疎開直後から伊深の暮らしを日記に書きはじめます。それが「伊深日記」です。日々の食事の内容は絵入りで説明を加え、道ばたで見つけた草木は、観察したとおり克明に記しています。そして、さまざまな出来事を通した人とのつながりのひとつひとつを綴っています。人々の営みをフィールドワークを通して記録した、現代史の観点から見ても貴重なものといえます。戦争という極限の状況の中、伊深に疎開した佐野は、あふれる自然と風土に一種の「豊かさ」を感じたのかもしれません。
本展をとおし、つつましくも満たされた気持ちで過ごした伊深の空気を感じてください。
●会期 2013年12月 7日(土)?2014年 2月 2日(日)
●観覧無料