活動風景紹介
6年生 社会科「縄文のむらから古墳のくにへ」
〇内容
 文化の森の常設展示室には、美濃加茂市内や近隣市町村の遺
跡から出土した遺物(土器や石器など)を展示しています。
教科書に載っている遺跡や遺物が自分たちの住むまちにも存
在することを知り、歴史を身近に感じることができると同時に
に、本物の遺物をじっくりと観察したり、触れてみたりするこ
とで、歴史学習への関心を高めることができる学習です。

〇R3年度実施校
 ※今年度は、新型コロナウイルス感染症対策として、日付や
時間を分けて1クラスずつ来館するなど、分散して活動してい
ます。
5/18 三和小5・6年生
6/23 蜂屋小6年生
7/7  伊深小6年生
7/8  下米田小6年生、
7/13・14 加茂野小6年生

 常設展示室での学習です。
 展示されている土器は美濃加茂市内から出
土していることを知り、歴史は自分たちの身
近にも存在していることを感じることができ
ます。
 本物の土器を近くでじっくり観察すること
で、土器の大きさや質感、内側の様子など、
教科書の写真では気付かなかった新しい発見
があります。


 土器片の観察です。昨年度に引き続き、新
型コロナウイルス感染症対策のため、消毒可
能な透明なケースを使用しています。
 縄文土器・弥生土器・須恵器の土器片を比
較し、表面の模様や厚みの違いを調べます。


 文化の森の敷地内にある、尾崎遺跡の住居
跡の見学です。
 竪穴住居が地面を掘り下げて作られている
ことや、その大きさ、柱の跡など、実物を見
るからこそ気付けることがたくさんありま
す。
 森の中には同様の住居跡が130以上もみ
つかっていることから、当時の人々がどのよ
うな場所を好んで暮らしていたのかについて
思いをめぐらせることもできます。


 住居跡の見学の後には、森の中で遺物探し
を行います。 散策路脇の地表面が露出して
いるところを中心に目を凝らし、爪の先ほど
の土器の欠片を探します。
 毎年のように6年生の児童が遺物探しを行
行っているので、年々、見つけるのが難しく
なってきてはいますが、必ず新しい発見があ
ることに驚きます。
 特に雨で地表面が少し流された後などは発
見のチャンスです。