活動風景紹介
5年生 理科「流れる水のはたらき」
〇内容
 市内を流れる川について、上流(川浦川)と中流(木曽川)
の特徴を現地で学芸員とともに観察します。川の内側と外側の流
流れの速さの違いを調べたり、川原の石の上流と中流の様子の
違いを確かめたりします。

〇R3年度実施校
 ※今年度は、新型コロナウイルス感染症対策として、日付や
時間を分けて1クラスずつ来館するなど、分散して活動してい
ます。
 10/7 山手小5年1組
 10/8 山手小5年2組・3組
 10/20 古井小5年2組・3組
 10/27 古井小5年1組
 11/16 太田小5年2組・3組
 11/17 太田小5年1組
 11/24 伊深小5年生
 11/30 蜂屋小5年1組
 12/1 蜂屋小5年2組
 12/9 下米田小5年生

 川浦川(上流)での観察①です。
 こちらの観察場所は、川が南から北に向て
かって大きく曲がっているという特徴がある
ため、川の内側と外側の様子の違いを確かめ
るのに適しています。内側には堆積した土や
砂により川原ができていますが、外側には堆
積物が見られないことを確かめたり、木片を
投げ入れて、流れていく速さの違いを調べた
りします。


 川浦川(上流)での観察②です。
 こちらの観察場所は、周囲を高い山に囲ま
れています。その中を流れるV字谷という形
状、川幅の狭さ、川の中の大きな岩々によっ
て作り出された高低差のある激しい流れの様
子など、上流の川の特徴をしっかりと捉える
ことができます。
 今年度は、学校に戻ってからの振り返りの
ため、タブレット端末を使用し、流れの様子
や川石の様子を動画で撮影した学校もありま
した。


 木曽川(中流)の川原付近での観察です。
 平地を流れる中流の様子を、先に見た上流
の様子と比較します。上流と違い、真っすぐ
で平坦な場所での流れの速さの実験を行うこ
ともあります。また、川原の石は、大きさに
関わらず丸みのあるものが多いことや、川幅
の違いについても確認します。


 木曽川(中流)の堤防上からの観察です。
 高いところから川の流れの様子を見ること
で、大きな流れの様子をつかみます。川が北
(美濃加茂市側)から南(可児市側)に大き
く曲がっていることから、美濃加茂市側が流
れの外側になることと、美濃加茂市側にはコ
ンクリート製の高い堤防が作られていること
の関連性についても考えます。