活動風景紹介
全学年 図工・生活単元など「陶芸用粘土を使った作品づくり」
〇内容
 文化の森には陶芸を行う部屋や道具、作品を焼くための電気
炉が備わっています。それらを使用し、お皿やマグカップな
ど、学年の発達段階に合わせた作品作りを行うことができま
す。

〇R3年度実施校
 ※今年度は、新型コロナウイルス感染症対策として、日付や
時間を分けて1クラスずつ来館するなど、分散して活動してい
ます。
 6/10 伊深小2年生「縁のあるお皿作り」
 7/15 西中けやき学級「ペン立て作り」
10/29 三和小5・6年生「抹茶茶碗作り」
11/2 東中わかば・にじ学級「ペン立て作り」
12/6 伊深小えがお学級「お皿作り」

 縁のあるお皿作りの様子です。
 お皿の形に成形した陶芸用粘土を1枚分の
厚さに切り出し、たたら板とのし棒で均一に
のばしたら、たたら板を使って四辺を真っす
ぐに切り取ります。森で集めた葉っぱや木の
実を使って模様をつけたら、縁になる粘土を
しっかりとくっつけていきます。


 焼きあがったお皿です。
 こちらは、縁をつけたデザインのお皿
(右)と、好きな形に切り取って作ったお皿
(左)に、黄瀬戸釉をかけて焼き上げたもの
です。
 発達段階に合わせた難易度の作品を選択し
し、制作することができます。


 手回しろくろを使った抹茶茶碗作りの様子
です。
 総合で日本の伝統文化を学んだ6年生が、
室町時代から続く文化である「茶の湯」に使
用する抹茶茶碗を制作しました。
 事前学習で抹茶茶碗について調べ、どんな
形のものを作りたいかというイメージを持っ
て文化の森に来館し、そのイメージ近い作品
になるよう、丁寧に作業しました。


 成形が完了し、焼成前の抹茶茶碗です。
 文化の森での制作であるため、森の葉っぱ
を使って模様にしました。この後、しばらく
乾燥させてから一度焼き、釉薬をかけてさら
にもう一度焼いたら完成です。
 粘土作品は、制作から焼き上がりまで、2か
か月は必要です。