活動風景紹介

４年生　社会科「きょう土の伝統・文化と先人たち」

【　内　容　】 江戸時代に太田の庄屋としてため池づくりを行った「福田太郎 八」について学習します。博物館資料から読み取れる当時の生 活の様子から、ため池を作ろうとした背景にある出来事や思い について考えます。また、堤防づくりに使われた道具の体験 や、実際のため池に行って堤防の大きさ、高さを確かめること で、より堤防造りの苦労を実感し、当時の暮らしにおいてため 池をつくることがいかに重要であったかについて理解を深めま す。 R5年度　実施校 9/21・9/22 古井小４年生 10/11 　伊深小４年生 10/19･9/20 　下米田小４年生 10/26　　　　蜂屋小４年生 11/7　　　　 山手小４年生 11/9･11/10 加茂野小４年生 11/15　　　　山之上小４年生

博物館資料の見学の様子です。古文 書や太郎洞池改修図（絵図）から福 田太郎八が太田村の庄屋として計画 的にため池の工事を行っていたこと がわかります。またそれらの資料の 中に読める字などをみつけ、読み解 くことでより内容への理解が深まり ます。

堤防造りの道具について、よく観察 して、さわり心地を確かめて、実際 に手にとってみてどんな場面で使わ れる道具なのか話し合い、考えます。 そこから道具が人々の手で作られた こと、用途に合った工夫がされてい ることに気が付くことができます。

堤防造りの道具体験（もっこ体験） です。重石をのせた「もっこ」を 「にない棒」にかけ、肩で担ぎます。 体験用なので重さも距離も当時とは まったく違いますが、短い距離でも 肩が痛くなることを知り、この作業 を一日中続けることの大変さを実感 します。

文化の森の西側に位置する実際の太 郎洞池を観察し、池の大きさや堤防 の高さを確認します。道具体験の活 動と組み合わせて行うことで、人の 手だけで池の大きさ、堤防の高さだ けの土を掘り固めたことへの大変さ を感じます。