活動風景紹介
3年生 社会科「市のうつりかわり」
【 内 容 】
約70~80年前の日本のくらしについて「生活体験館(まゆの
家)」周辺で本物の道具を使い、昔の人の生活を体験学習しま
す。洗濯体験、七厘で火起こし、炭火アイロン体験、石臼体験
など道具を見るだけではなく実際に使ってみることで現代との
違いや、昔ならではの知恵と工夫を見つけることができます。
また「生活体験館(まゆの家)」室内では昔の道具調べをしま
す。「オカッテ」で電気やガス、水道のない台所しごとや、箱
膳について実物を見ながら話を聞きます。暗い部屋で実際にろ
うそく(行灯)石油ランプ、はだか電球を順に灯して明かりの
移り変わりを知ったり、火起こしで使った炭を火鉢に入れて暖
をとるなど、炭を大切に無駄なく使いきるくらしの工夫につい
て考えます。家族みんなで力を合わせ工夫しながらくらしてい
た「昔のくらし」への理解が深まります。

R5年度 実施校
12/15    多治見市立南姫小3年生
2/7     下米田小3年生
2/8・9     加茂野小3年生
2/20・21    古井小3年生 
2/28・29   山手小3年生
3/6     伊深小3年生

洗濯板を使って洗濯をします。寒い
日でも、腕まくりをし、冷たい水の
中に手を入れて丁寧に洗濯をします。
グループ全員でバケツ一杯分の水だ
けで洗濯することで、昔の水の使い
方について考えることができます。


七厘で火起こしをします。作業工程
が多くあるので一人一人がしっかり
話を聞き、手順通りに作業をするこ
とがとても大事です。ガスコンロと
比べてなかなか火がつかないことか
ら火を使うときの手間を知ることが
できます。


七厘で火起こしをしたときに残った
炭を使って炭火アイロン体験をしま
す。アイロンを持った時の重さや、
霧吹きとあわせて使うことでしっか
りシワがのびる様子に驚きが広がり
ます。また、炭火アイロンから現代
のスチームアイロンまでのうつりか
わりについても学習することができ
ます。


石臼で大豆を粉(きな粉)にします。
まずは観察をしてどうやって粉にな
っているのか仕組みを考えます。上
臼、下臼に溝がついていることや、
回す向きなど実際に見て触ることで
分かる工夫がたくさんあります。