美濃加茂事典
米田の祭りばやし(よねだのまつりばやし)
 下米田の山本にある諏訪神社に伝わる民俗芸能。1973(昭和48)年に市の指定無形民俗文化財に指定された。諏訪神社は、祭神を諏訪大明神とし、延喜式や美濃国神明町にもその名がみえる。米田の祭りばやしは、毎年4月の第1土・日曜日に参拝者が山車を一台ずつ神殿まで引き上げる勇壮な祭りで奉納されるものである。南方(上杉謙信方)と北方(武田信玄方)にわかれた2台の山車に、笛、太鼓、鼓などのはやし方を乗せて、宮ばやし、稚児ばやし、大拍子ばやしなどの曲が演奏される。
【基本図書】『市史/民俗編』p379~385
【図書資料】№18『美濃加茂の文化財 改訂版』、№267『美濃加茂の文化財』、No.3501『市民のための美濃加茂の歴史』p116,131
【データベース】[地域の文化資源→美濃加茂市の指定文化財一覧→米田の祭りばやし