美濃加茂事典
美濃加茂市史(みのかもしし)
美濃加茂市の歴史を記録し永く後世に伝えるために編纂・刊行されたもの。1973(昭和48)から史料の収集と調査が始まり、翌1974(昭和49)年に美濃加茂市史編さん委員と協力委員が委嘱された。美濃加茂市史編さん室(室長:神保朔郎)を設置し「地域住民が主人公である」(『通史編』神保朔郎「あとがき」)ことを基本姿勢に編さんが行われた。1977(昭和52)年3月に『史料編』、1978(昭和53)年6月に『民俗編』、1980(昭和55)年1月に『通史編』を刊行した。通史編は1250ページ、3,000部印刷、販売価格3,500円。現在美濃加茂市の地域歴史研究の基盤となっている。