美濃加茂事典
半原版画館(はんばらはんがかん)
糸魚川淳二氏が、1984(昭和59年)4月1日に瑞浪市日吉町半原に設立したわたくし美術館。明治時代の石版画を核として、現代作家の絵画や版画、陶芸をはじめとする工芸品なども多数収蔵し、定期的に展覧会を開催していた。建物は木造平屋建ての山荘風。ここでコレクション展の他にも岐阜県内外の作家による個展やグループ展、バラの展示やコンサートなど多様な催し物が開かれ様々な分野に関心を持つ人々が集い、交流する場となった。また機関紙として『ごみし通信』を発行。文章は館長の淳二氏が執筆し、展覧会の案内や美術の記事に限らず、国内外の博物館の見所や季節の植物や暮らしの事柄など幅広い話題が綴られた。美濃加茂市民ミュージアムでは糸魚川氏の没後に3,500点を超える半原版画館のコレクションの寄贈を受け保存している。