美濃加茂事典
ほうれん草の白和え(ほうれんそうのしらあえ)

 白和えは葬儀の際必ず出された料理である。熱湯でさっと茹でた豆腐を木綿の袋に入れ絞り、ゴマをすったすり鉢の中へくずし入れ、砂糖、塩、しょうゆとともにすり混ぜる。その中へ、茹でて固く絞ったほうれん草、だし汁、砂糖、しょうゆ、塩で味付けしたにんじん、こんにゃくを入れ、あえる。白和えは特別な日のごちそうであるが、結婚式の膳では『混ぜた物は出さない』のがきまりであったため、披露宴で作られることはなかった。

【図書資料】10699『おばあちゃんちのおかって№1
【これまで調査してきたこと/地域の食文化】№10『オオメシマツリ』p2〈鉢盛り〉ほうれんそうの白和え