美濃加茂事典
あらめ(あらめ)
 昆布やわかめのような海草である。「あらめ」を水でもどしてから、砂糖、酒、しょうゆで含め煮にしたり、煮干しを巻いて煮た。田植えの始まりの「サビラキ」や田植えの終わりの「サナブリ」というお祝いの時に食べられた。「サナブリ」の際には「茶飯」か「味ご飯」と「たつくり」「あらめ」と共に、田植えの苗を二把(わ)(三把(わ)という所も)を神棚にお供えし、豊作を祈った。

【基本図書】『市史/民俗編』p111
【図書資料】№703『聞き書 岐阜の食事』p283,297、№3493『蜂屋民俗史』p25