美濃加茂事典
イナゴの佃煮(いなごのつくだに)
 かつて稲が実る頃になると「イナゴ」が多く飛来し、それを捕まえ、佃煮にし食べていた。子どもたちは、放課後、紙袋の口に竹筒を差し込み袋の口を絞った物で「イナゴ」を捕まえて遊んだ。「イナゴ」は半日~1日ほど、紙袋の中で糞を出させ、足と羽根を取ってからフライパンで乾煎りする。パリパリになったら、砂糖としょうゆで味付けする。田に農薬をまかなかった時代のたんぱく源でもあった。

【図書資料】№850『美濃生活絵巻』(中)p86