美濃加茂事典
タビ(足袋)(たび)
 親指と他の4指を分けて足を袋状に覆い包む履き物。主に和装、礼装、防寒などのときに履く。現在の靴下の替わりに履いた。子供用の足袋もあった。女性は、仕事のときも草履の上に足袋をはいた。藁草履のため足袋はよく切れてしまい、夜なべに繕った。足袋には型紙があって手作りした。
【基本図書】『市史/民俗編』p73,74
【図書資料】№850『美濃生活絵巻』(中)p44,45,49
【民俗資料】タビ №1879№1880№1996№2390№2391
【データベース】「昔のくらしの道具・着る」タビ(足袋)