美濃加茂事典
七つもり(ななつもり)
 結婚式、法事などのふるまいを家で行っていた頃、客人には脚付きの本膳と共に、必ず「七つもり」がついた。小さめの丸い盆の中央にみかんかりんごを置き、周りに大きく切ってしょうゆで味付けして煮たれんこん、ごぼう、ちくわ、こんにゃく、こもどうふ、結び昆布等、七種類のものを盛る。客人はこれを持ち帰り、土産とする。
【基本図書】『市史/民俗編』p70
【図書資料】№1593『故郷再現』p29