美濃加茂事典
しいたけ(しいたけ)
 昭和の初め、山林資源の活用を考えた三和の天池武義、木沢一二が従来の自然発生から人工栽培の手法を開発した。夏期によく育つ改良した菌種を「天池一号」として作り出して飛躍的に生産を伸ばし販路を拡大した。またこの画期的栽培方法は脚光を浴び全国各地へ広まっていった。1940年頃、三和地区の170戸のうち約150戸がしいたけ栽培を行い、原木は20万~25万本あったという。
【基本図書】『市史/通史編』p841,842、『市史/民俗編』p34,35
【図書資料】№724『美濃加茂明治百年史』p90,91、№3501『市民のための美濃加茂の歴史』p76、№20440『可児・加茂の今昔』p15