美濃加茂事典
伊辺村(いべむら)
 加茂野台地上にあり、津保川流域。江戸から明治30年までの村名。明治初頭から稲辺村と称す。『新撰美濃志』では「和名抄」の井門郷を「いのへ」と読み、この地に比定している。江戸時代、元和5(1619)年から尾張藩領となり、「正保郷帳」によると村高は205石であった。
【基本図書】『市史/通史編』p197,314~316,335 、『市史/民俗編』p17,18