美濃加茂事典
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坪内義衛
(つぼうちよしえ)
坪内逍遙
の次兄。幼名寅三郎、のち清之丞(1850~1924)。美濃国加茂郡太田村出身。逍遙は少年時代にこの兄から文学的な影響を大きく受けた。「鳥羽絵式の画で、擬作の草双紙を綴ることと、椿の実で擬戦的の小説式の遊戯をすることであつた」と一緒に過ごすことが多かった。また、逍遙の書画を度々褒めた。義衛の次男坪内士行(しこう)は、幼少期に逍遙の養子となった。
【図書資料】
№1491
『坪内逍遙事典』p244,247、
№17247
『情熱の人 坪内逍遙』p6
【歴史資料】
№2347
『逍遙選集 第12巻』p30、
№2378
『坪内逍遥』p14,64,626、
№2410
『坪内逍遙研究資料 第五集』p71、
№13366
『坪内義衛移住記録(写)』
【展示情報】
企画展2004「―情熱の人―坪内逍遙」