美濃加茂事典
戻る
ウワミズザクラ
(うわみずざくら)
4月から5月、葉が出たあとに「ねこじゃらし」のような房の白い花をつけるバラ科のサクラ。穂状の花をつけるため、他のサクラとは異なる姿になり、花期には遠くから見ると特徴的な姿をみせる。 秋になると果実は黄赤色から黒く熟す。地方によっては、つぼみや実を塩漬けなどにして食用とする。杏仁豆腐のような甘い香りがし、この成分はアンズと同じベンズアルデヒドである。
【図書資料】
№21341
『文化の森 植物ガイドブック春・夏』
【植物図鑑】
№362