美濃加茂事典
篠原芳子(しのはらよしこ)
 1956(昭和31)年、大阪府堺市生まれ。「文通、通信」という意味を持つ「correspondence」を主題として、自然や生き物に思いを巡らせ、紙や顔料を使った平面や立体作品を制作する京都市在住の作家。作家は自然から得たイメージを「手紙」であると考え、その「手紙」を着想の源として、様々な作品を発表している。 2016年6月~2017年2月の間に当館のアトリエに不定期に滞在。森の傍らで暮らしながら、自然との交信を実践するように制作を行った。「静かなる森の要請 篠原芳子展」では滞在制作による新作の絵画や、書き綴った言葉の表現によって空間構成を試みた。
【図書資料】№15543『Correspond with the living things』
【展示情報】企画展2016「静かなる森の要請 篠原芳子展」