美濃加茂事典
土雛(つちびな)
 雛人形の一種。土製の座り雛は工芸品として発達を遂げた。この地域のツチビナは多治見市姫などで作られた。毎年2月頃、かごにツチビナを入れ、天秤棒をかついだ行商人が、各家を廻って売り歩いた。行商人は武者人形、姫人形、福助などを販売した。
【基本図書】『市史/民俗編』p107
【図書資料】№835『美濃生活絵巻』(上)p66
【民俗資料】土ビナ№241、土雛№991、土ビナ№1052、土雛№1196、土雛№1278、土人形(土雛)(娘) №1713№1714№1715、土人形(土雛)(奴)№1716、土雛№2023~№2030、№2805、№3061、№3062、№3063、№3588、№3617 、№3781~№3786、№3888 、№3889、№3890、№3891、№3892、№3893、№3895、№3896、№3897、№3898
【データベース】「昔のくらしの道具」その他 ツチビナ(土雛)
【寄託資料】「高橋余一画生活絵巻」三巻