美濃加茂事典
長澤知明(ながさわちめい)
 1947(昭和22)年、岐阜県大垣市に生まれる。1977(昭和52)年、東京芸術大学大学院修士課程修了、鉄とコンクリートを素材とした彫刻を手がける。1990(平成2)年の美濃加茂彫刻シンポジウムに参加し、前平公園の多目的広場の芝生の上にコンクリートと異形鉄筋を用いて制作した彫刻《鉄の領域437》を設置した。美術の教諭として県立加納高校、大垣工高校などで教鞭を執った。現在、岐阜県大垣市にある極小美術館の代表を務め、岐阜県内外の若手の現代美術家たちの紹介に努めている。
【図書資料】№7794『美濃加茂彫刻シンポジウム′90』
【展示情報】企画展2001「「野外彫刻とその制作」写真展」