美濃加茂事典
山下晴子(やましたはるこ)
 石の彫刻家。1983(昭和63)年、金沢美術工芸大学彫刻科卒業後、渡仏。パリ、オーストリア、イタリアなどの彫刻シンポジウムに参加し、1989(平成元)年には西ドイツのウィートリッヒ市野外彫刻公園に作品設置。1993(平成5)年、美濃加茂彫刻シンポジウムに参加。この年は42人の応募者の中から3人の作家が選ばれた。円環のわずかなずれが独特の表情をみせる、御影石で作られた《スライドNo.9》が、市内の古井近隣公園に設置された。
【図書資料】№7796『MINOKAMO SCULPTURE SYMPOSIUM 1993-1995』
【展示情報】企画展2001「「野外彫刻とその制作」写真展」