美濃加茂事典
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カフェー
(かふぇー)
コーヒーを飲ませる店として明治末から大正にかけて始まった日本のカフェーは、関東大震災後、女給のサービスをともなう形態へと変化していった。昭和初期にはカフェーを舞台とした小説も多い。この地域では、
美濃太田駅
開業(1922年・大正10年)に伴って
駅前通り
にできたカフェー「カァチャン」が最初のカフェーであった。井戸タクシーの井戸治が経営する2階建て洋館風の建物であった。昭和7年頃に撮影された写真が残る。
【基本図書】『市史 通史編』p853
【図書資料】
№1311
『写真集 明治大正昭和美濃加茂』p78,80