美濃加茂事典
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赤だつの酢炒り
(あかだつのすいり)
赤だつとはヤツガシラと呼ばれる里芋の茎の部分。アクが強いので、皮をむいて切ったものを塩もみをしてから鍋で炒り、しょうゆ、砂糖、酢で調味する。昔はお産をした直後の女性は「毒血がおりるから」と言われ、必ず食べさせられたものである。だつは乾燥させ保存もできる。
【基本図書】『市史/民俗編』p174
【図書資料】
№10699
『おばあちゃんちのおかって №1』、
№19192
『ていねいな暮らしのあったころ』p11