美濃加茂事典
カイコガ(かいこが)
 カイコガの幼虫をカイコといって繭から絹糸をとる。飼育されたカイコガは飛ぶ能力はなく、交尾し、産卵を終えると一生を終える。カイコの飼育は昭和50年代に入ると急速に減少し、美濃加茂市内で、カイコの飼育を行っている農家は数軒だけとなってしまった。文化の森には、養蚕農家の家(まゆの家)が復原されており、飼育用具や飼育の様子が再現されている。
【基本図書】『市史/通史編』p60
【図書資料】№850『美濃生活絵巻』(中)