お知らせ
掲載期間 2026/05/22~2026/08/22
第21回坪内逍遙大賞に三谷幸喜さん(脚本家)を選定しました
美濃加茂市では、市出身の近代文学の先駆者・坪内逍遙博士の功績を顕彰するとともに、市民文化の向上を図ることを目的として、平成6年度に「坪内逍遙大賞」を制定いたしました。

本賞は、全国の個人または団体による演劇に関する優れた活動や著作のうち、演劇文化の価値を改めて広く認識させる顕著な業績を表彰するものです。

また、平成19年4月に早稲田大学と「文化交流に関する協定」を締結して以降は、美濃加茂市と早稲田大学が隔年で実施しており、第1回受賞者の歌舞伎俳優・六代目中村歌右衛門氏をはじめ、俳優の仲代達矢氏(第7回)、吉永小百合氏(第15回)、脚本家の北川悦吏子氏(第17回)、狂言師の野村萬斎氏(第20回)など、日本の文化・芸術界を牽引する多くの方々を表彰してまいりました。

このたび、第21回坪内逍遙大賞の受賞者につきまして、坪内逍遙の生誕日にあたる5月22日、次のとおり発表いたしましたので、お知らせいたします。

■授賞者  三谷 幸喜 氏(脚本家)

■授賞理由
脚本家・劇作家・演出家として長年にわたり質の高い作品を発表し、観客および批評家の双方から高い評価を得てこられました。

演劇、テレビ、映画と領域を横断しつつ、ストレートプレイ、ミュージカル、人形浄瑠璃文楽、歌舞伎など多彩なジャンルにおいて顕著な成果を挙げておられます。

とりわけ近年は、『昭和から騒ぎ』においてシェイクスピアの『空騒ぎ』を昭和期の鎌倉を舞台に巧みに翻案し、作品の普遍性を日本の文化的文脈に融合させることで、若い世代の関心を喚起された点が高く評価されます。

これら一連の創作活動とその成果は、本賞の趣旨に深く合致するものであり、今回、第21回坪内逍遙大賞を授与させていただくこととなりました。

■授賞者プロフィール
1961年生まれ。83年、日本大学藝術学部演劇学科在学中に、劇団「東京サンシャインボーイズ」を結成。80年代後半以降はテレビ界でも活躍。『古畑任三郎シリーズ』、『王様のレストラン』などが社会現象となる大ヒット。以後、NHK大河ドラマ『新選組!』『真田丸』『鎌倉殿の13人』の脚本も手がけるなど、脚本家として大きな人気を集めている。

劇団は人気絶頂期の94年に30年間の充電期間へと突入。以降は、プロデュース公演形式で『笑の大学』『オケピ!』など数多くの作・演出舞台を発表。また、97年『ラヂオの時間』より映画界にも進出。2024年『スオミの話をしよう』まで監督・脚本を手掛けた映画は9作に及ぶ。

最近の作品に、「充電期間」を経て、約30年ぶりの劇団復活作となった『蒙古が襲来』、三谷文楽『人形ぎらい』、三谷かぶき『歌舞伎絶対続魂(ショウ・マスト・ゴー・オン)幕を閉めるな』、ミュージカル『新宿発8時15分』、ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』などがある。

■授賞式・記念事業
令和8年8月22日(土曜日)に、かも?る(美濃加茂市文化会館)にて、授賞者ご本人をお招きし、授賞式および記念事業を開催する予定です。
内容や申込方法などの詳細につきましては、決まり次第、ホームページ等でお知らせいたします。