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TOP >展覧会 平成24年度(2012) >「加茂の古代風景−美濃加茂・坂祝・富加−」展 |
![]() 「美濃」国刻印須恵器/尾崎遺跡(美濃加茂市) |
![]() チラシ(PDF 1.17MB) |
1万年をさかのぼる歴史が知られる、加茂という地域については、各時代の遺跡が今も現地に残されています。そこでは長年にわたって発掘などの調査が行われてきたことで、確かにこの地域に暮らしていた、古代の人々の営みを知ることができるようになってきました。 また、そのような契機となった遺跡の発見や調査にあたり、研究者をはじめとする多くの市民が果たした役割も見のがすことはできません。 本展では3市町について、これまでの考古学研究の成果と共に、伝えられてきた文化遺産や歴史と地域、関連する市民活動を紹介します。展示を通じ、今後、私たちがこれらとどのように関わり合っていくのか考える機会になれば幸いです。 【定住自立圏構想】 おんさい!みのかも定住自立圏 継続的に暮らし続けることができるような、住みやすいエリアを目指す計画を「定住自立圏構想」といいます。 この事業は、人口5万人以上の「中心市」を定め、中心市と周辺の町村が協力し、まちづくりを行っていくものです。 美濃加茂市と周辺の町村は、民間企業等と協定を結び、加茂エリア全体の活性化を目指して活動しています。 現在は市町村でお互いの良いところを活かしあい、協力した活動が進められています。本展は、その一環として開催されます。 |
会期 |
2012(平成24)年12月8日(土曜日)〜2013(平成25)年1月27日(日曜日)/35日間(美濃加茂市・富加町) 2013(平成25)年3月9日(土曜日)・10日(日曜日)/2日間(坂祝町) |
休館日 |
12月10日(月曜日)、17日(月曜日)、25日(火曜日)、28日(金曜日)〜1月4日(金曜日)、7日(月曜日)、15日(火曜日)、21日(月曜日)、22日(火曜日) *1/22(火)は、美濃加茂のみ休館 |
会場 | 美濃加茂市民ミュージアム 坂祝町中央公民館 富加町郷土資料館 |
観覧料 | 無料 |
関係機関・団体 | 美濃加茂市、美濃加茂市教育委員会、坂祝町、坂祝町教育委員会、富加町、富加町教育委員会 加茂の文化遺産探訪実行委員会、NPO法人ニワ里ねっと |
【ミュージアムイベント】 |
1) 『歴史にさわる』 | |
展示室では期間中、この地域で発掘・発見されたホンモノの出土品を手にとって、自由に確かめることのできるコーナーがあります。そのうち下記日程では企画展の解説と併せて、博物館のスタッフと気軽にお話しながら、ゆっくりと体験することができます。参加無料、当日受付。 | |
―美濃加茂市民ミュージアム― 12月8日(土曜日)11:00〜12:00、13:00〜14:00/企画展解説 1月14日(月曜日・祝日)11:00〜12:00/体験活動 1月24日(木曜日)13:00〜14:00/体験活動 | |
―富加町郷土資料館― 12月19日(水曜日)、22日(土曜日) 両日共に13:00〜14:00/企画展解説 1月14日(月・祝)13:00-14:00/体験活動 | |
−坂祝町中央公民館− 3月9日(土曜日)、10日(日曜日) 両日共に13:00〜14:00/体験活動 | |
2) 『道草、古墳〜奈良時代の風景』 | |
美濃加茂市内の古墳、寺院などの遺跡を巡ります。「かもまる歴史講座」と合同開催。 | |
日程 12月14日(金曜日)9:00〜12:00 参加料:100円、定員:10名(美濃加茂市民ミュージアムへ事前申し込み必要、先着順) | |
3) 『探訪−坂祝町郷土資料館』 | |
資料館を舞台裏まで巡ります。見学ばかりでなく、ナビゲーターと一緒になって考古・民俗の資料を手に取りながら資料の見方や内容を確認し、それがもつ意味などを考えます。また、日頃行っている収蔵品の整理作業も体験します。 | |
日程:12月16日(日曜日)14:00〜15:30 会場:坂祝町郷土資料館 *坂祝小学校駐車場に集合 ナビゲーター 久保禎子 氏(一宮市博物館) ほか 参加無料、当日受付(開始30分前より)、汚れても良い服装(マスクなど) お問い合わせは美濃加茂市民ミュージアムへ |
【展示構成】 |
旧石器時代の風景 海老山遺跡(富加町)、北野遺跡(美濃加茂市)、東野遺跡(坂祝町) 古墳時代へ 夕田茶臼山古墳(富加町)、伊瀬粟地遺跡(美濃加茂市) 古代の風景 後平茶臼古墳(富加町) 火塚古墳(坂祝町)、井高1号古墳(富加町) 牧野小山遺跡、針田遺跡、佐口遺跡(美濃加茂市)、半布里遺跡(富加町) 矢田廃寺跡、太田元薬師廃寺跡(美濃加茂市)、輪形古窯跡(坂祝町) 市民と文化遺産 加茂の文化遺産探訪事業の取り組み スタンプラリー、文化遺産カードの紹介 ほか *坂祝町出土品は、美濃加茂会場でも展示。 *美濃加茂・富加会場では、同一テーマについて、それぞれの地域を特徴づける資料を中心に展示。 そのため、両館を併せてご覧いただくことをお薦めします。 |
「文化遺産」と「人」に出会う―加茂の文化遺産探訪事業― |
2012年、展覧会の開催に加えて、「加茂の文化遺産探訪事業」も進められています。
加茂地域の博物館を通じて、「文化遺産」を「探訪」することで、市民のみなさんとの関わりを深めていこうとするものです。
このようなことは、地道に取り組まれてきました。
美濃加茂市では、当館と展示ガイドによる「調査」をもとにした『道草』講座(写真1:川合町の昔を聞く)が続けられ、その活動の様子は『ちいさな展覧会』として毎年展示、記録されてきました。
坂祝町では郷土史研究会が、町内の歴史や文化を手がかりに、長年学び続けています(写真2:火塚古墳を訪ねる)。
富加町郷土資料館では、資料館サポーターが、調査(写真3:古文書を調べる)をはじめ、講座の開催や史跡などの案内を担っています。 今回、上記の活動を行ってきた地域の組織と博物館が一緒になって「加茂の文化遺産探訪実行委員会」として活動します。その活動は、文化遺産を気軽に訪ねるイベント、それらを紹介する「文化遺産カード」の作成などです。3市町の博物館が所蔵する歴史・民俗・考古などの資料について、参加したみなさんと手に取って学びながら調査や研究を進める企画もあります。 すでに交流しながら活動する人々が多くいらっしゃいます。一緒に参加してくださる方は、ぜひ、みのかも文化の森までお問い合わせください。(Tel 0574-28-1110) 博物館が蓄積してきたものと、市民のみなさんの知識や経験、感じ方が出会うことで、地域の「大切なもの」が改めて見つかること、そして楽しそうに交わり、活動している人々に惹かれながら、新たな関わりが生まれることが期待されます。 |
―これまでの活動― |
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1:川合町の昔を聞く |
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2:火塚古墳を訪ねる |
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3:古文書を調べる |
−2012年〜2013年の活動− |
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約1,400年前の「土器」調査(9月11日)【美濃加茂市民ミュージアム】 |
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夕田地区を訪ねる(10月14日)【富加町夕田:いきいき楽学塾】 |
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東野遺跡・火塚古墳を訪ねる(10月19日)【坂祝町黒岩・大針・酒倉:かもまる歴史講座】 |
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古墳を訪ねる(11月22日)【富加町夕田・井高・閏田:かもまる歴史講座】 |
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歴史にさわる【美濃加茂市民ミュージアム・富加町郷土資料館】 |
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道草、古墳〜奈良時代の風景(12月14日)【美濃加茂市草笛町・坂祝町酒倉:かもまる歴史講座】 |
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探訪−坂祝町郷土資料館(12月16日)【坂祝町郷土資料館】 |
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民俗資料調査・活用に向けて(2013年1月10日)【美濃加茂市民ミュージアム】 |
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坂祝町中央公民館展示(2013年3月)【坂祝町中央公民館】 |
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坂祝町郷土資料館移転先展示作業(2013年3〜4月)【坂祝町大林】 |
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みのかも文化の森 美濃加茂市民ミュージアム 美濃加茂市教育センター 〒505-0004 美濃加茂市蜂屋町上蜂屋3299-1 電話:0574-28-1110 ファックス:0574-28-1104 |