「さいごの1つ前」(美濃加茂公演)  終了しました。
子どもから大人まで楽しめるおしばいです。
2023年8月26日(土)13:30開演
かも~る(美濃加茂市文化会館)
6月17日(土)〜 先行販売☆対象:美濃加茂市民
7月1日(土)〜 一般販売チケットぴあ(10;00〜)
みのかも文化の森(窓口受付時間 9:00~17:00)
※休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は 開館し、直後の平日休館)

※詳しくは添付のチラシをご覧ください。PDF

“わたしたち、これからどこに行くの?” 天国と地獄の分かれ道で、なくした記憶を探すおしばい。
【あらすじ】
ここは天国と地獄の分かれ道。カオルはそこで忘れ物をして困っています。
天国に行くには「生きていた頃の記憶」がいるらしく…カオルの忘れ物はその記憶です。
集まった人間たちはカオルのためにあれこれ考えますが、そこに怪しいだれかが現れて…
カオルは無事天国へ旅立つことができるのでしょうか?

作・演出:松井周
出演:白石加代子 久保井研 薬丸翔 湯川ひな


【コメント】
作・演出 松井周
今回、『さいごの1つ前』という作品を上演します。これは去年の夏休みに、白石さんが今まで演じたことのない役を演じ、子どもたちと一緒に何かを創れるような作品をやってみたいという想いから生まれました。
コロナ禍でできることは限られましたが、子どもたちと一緒に創っていくシーンを考えたり、ワークショップをしてできた作品を上演中にも登場させたりと、子どもたちと一緒に楽しめる、遊べる作品を創りました。
今年も「遊べる作品」にしたいと思っています。劇場に来てくださった方との間で生まれることをできる限り採り入れて、楽しい作品にしたいと思います。

出演 白石加代子関連情報逍遙大賞受賞者の白石加代子さん紹介ページ
昨年の再演ということで、皆様との再会に胸を躍らせています。
本作に登場する「地獄」などという禍々しい言葉はもちろん、年齢と共に輪郭がなくなっていく記憶や近づいてくる死というものは、やはり深刻で、暗くて、恐ろしいものとして目を背けたくなるものですが、私個人としては、根っからの楽観主義者ということもありますので、楽しく演じ、松井さんの優しい世界観に再び身を委ねるつもりでいます。
『さいごの1つ前』は、お子さんをはじめとする、客席にいらっしゃる皆さん全員と創りあげる作品ですので、今回もどんな素敵な世界にいけるのかしらと、とても楽しみです。

松井 周 劇作家・演出家・俳優
1972年生まれ、東京都出身。1996年劇団「青年団」に俳優として入団、2007年に劇団サンプルを結成。作家・演出家としての活動を本格化させる。2011年『自慢の息子』で第55回岸田國士戯曲賞を受賞。2016年『離陸』で2016Kuandu Arts Festival(台湾)に、2018年『自慢の息子』でフェスティバル・ドートンヌ・パリ(仏)に参加した。主な脚本提供として2011年さいたまゴールド・シアター『聖地』、2014年新国立劇場『十九歳のジェイコブ』、2016年KAAT 神奈川芸術劇場『ルーツ』、2020年ホリプロ『てにあまる』など。近作ではKAAT 神奈川芸術劇場プロデュース『ビビを見た!』の上演台本・演出、inseparable『変半身(かわりみ)』の原案・脚本・演出、彩の国さいたま芸術劇場ジャンル・クロスII 近藤良平×松井周『導かれるように間違う』など。2023年6月「松井周の標本室×三重県文化会館『なりかわり標本会議』」、10月に北九州芸術劇場クリエイション・シリーズ「新作(タイトル未定)」が控える。

舞台写真オンマウスで拡大します。
KAATキッズ・プログラム2023『さいごの1つ前』舞台写真
撮影:宮川舞子
KAATキッズ・プログラム2023『さいごの1つ前』舞台写真
撮影:宮川舞子
KAATキッズ・プログラム2023『さいごの1つ前』舞台写真
撮影:宮川舞子
KAATキッズ・プログラム2023『さいごの1つ前』舞台写真
撮影:宮川舞子
KAATキッズ・プログラム2023『さいごの1つ前』舞台写真
撮影:宮川舞子
KAATキッズ・プログラム2023『さいごの1つ前』舞台写真
撮影:宮川舞子


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