美濃加茂市の指定文化財
メタセコイア珪化木(めたせこいあけいかぼく)

区分: | 県記念物 |
種別・種目: | 天然記念物 |
時代: | 2100万年前 |
大きさ: | 長さ22m径1.8m |
所在地: | 山之上町 |
所有者(管理者): | 美濃加茂市 |
指定年月日: | 1970年(昭和45年1月20日) |
解説
山之上の賑済寺には、山之上町北部の山林内に、この珪化木は横たわています。珪化木とは、樹木の細胞内や細胞壁にケイ酸が入りこみ、炭素と置き換わった植物の化石のことです。 この地域には、主に火山活動によってできた蜂屋累層という地層が広く分布していることが知られます。この地層の中にはかつて森林を作っていた樹木がうもれて珪化作用を受けて形成された珪化木が多数含まれており、日本でも有数の産地です。
この珪化木は、発見された中でも比類なく巨大なものです。今から約2100万年前、スギ科の針葉樹が化石化したもので、根部の直径約1.8m、露出部分の長さは22m にもわたります。
この珪化木は、発見された中でも比類なく巨大なものです。今から約2100万年前、スギ科の針葉樹が化石化したもので、根部の直径約1.8m、露出部分の長さは22m にもわたります。