美濃加茂事典
坪内逍遙博士顕彰会(つぼうちしょうようはかせけんしょうかい)
 坪内逍遙博士顕彰会は、美濃加茂市出身で明治・大正・昭和時代の文壇の巨匠・坪内逍遙(つぼうちしょうよう:1859-1935)の遺徳と業績、郷土文化の発展に寄与することを目的とし、1956(昭和31)年に発足した。当時の美濃加茂市長渡辺栄一を会長に、小栗憲八等が中心となって活動を開始した。1962(昭和37)年、逍遙公園に逍遙顕彰碑を建立した。1月15日の除幕式には、逍遙の娘婿・飯塚友一郎らの参列を得た。最近の活動としては、逍遙の命日の2月に逍遙をしのぶ会、生誕日の5月に逍遙生誕祭・逍遙フォーラムを開催、熱海市との交流も行っている。逍遙公園の清掃を定期的に実施するほか、美濃加茂市の進める顕彰事業や関連する演劇文化活動に積極的に協力をしている。
【基本図書】『市史/通史編』p975
【図書資料】№14721『写真で見る美濃加茂市五〇年』p12,44,45、
【歴史資料】№2842「坪内逍遙博士顕彰会綴(昭和31年2月27日以降)」、№2809「河竹繁俊から顕彰会あて手紙」、№2810「河竹繁俊から顕彰会あてはがき」、№2842「坪内逍遙博士顕彰会綴(昭和31年2月27日以降)」、№2851「坪内逍遙顕彰会通帳・印鑑」、№2862「賞状(坪内逍遙顕彰会)」、№2904「「文豪逍遙の顕彰会創立総会」(22日美濃加茂にて)新聞の切り抜き」、№2908「「絵はがきを作製 坪内逍遙顕彰会」新聞の切り抜き」、№2961「坪内逍遙博士顕彰会「逍遙ゆかりの地」見学資料」、№13175「坪内逍遙顕彰会作成の絵葉書」、№19668「坪内逍遙博士顕彰会について」
【データベース】〈美濃加茂の人物〉「坪内逍遙
【交流】〈人物をたたえる活動〉「坪内逍遙博士顕彰会