美濃加茂事典
イド(井戸)(いど)
 水道の普及が一般化する前、イドから水を汲み上げて、台所にある水がめに蓄えておくのが普通であった。水汲みは、棹(さお)またはツルベで行なった。中には立派な屋根をつけた井戸屋形(いどやかた)を設けたものもある。井桁を組むほかに、石を積み囲っただけのものなど形はさまざまあった。
【基本図書】『市史/民俗編』p50
【図書資料】№835『美濃生活絵巻』(上)p25
【民俗資料】№398 イドカッシャ、№636 イドツルベ、№872 イドノツルベ、№1039 イドカッシャ、№3385 イドポンプヨウノカワ
【データベース】「昔のくらしの道具」住む イド(井戸)